2004年10月

平成16年10月26日(火)
第075号「災害と報道」

昨日の週刊yasushiの原稿は出張先の東京のホテルで日曜日に書いた。災害報道番組を横で見ながらのものだった。

週刊yasushiは火曜日発信だが、それは一週間のうちでいちばん時間があるのが日曜日の夜で、そのときに原稿を書いて必要があれば翌日ワーキングデイである月曜日にチェックをかけられるからだ。

今回の原稿はそういう定例的なものじゃなく、少しでも急いでアップしたかったのだが、なんとなくそうすることもはばかられて、日曜日の夜に定例的な原稿としてWEBMASTERに送った。月曜日の朝になった。テレビで流れる被災地の悲惨な様子はかえって大変になってきている。この原稿がアップされたからといって被害が小さくなることはないかもしれないが、それでも少しでも早くと思い、昨日臨時増刊という形でアップした。

この原稿を書いているのも同じ東京のホテル。月曜日深夜だがいまもなおテレビでは被害状況が報道されている。

以前に比べて災害報道が綿密になったのはなぜだろうか。報道関係の友人に聞いてみたところ、阪神淡路大震災の反省というのがいちばん大きいのではないか、ということだった。安否情報もこれまでローカルではやっていたのだが、全国でやるのはやはりはじめてではないかという。将来的に大きな地震が想定されてもいることも各報道機関が災害報道を強化している理由だろう。

こういう災害報道番組、見ている人は多いのだろうか。
今回の地震においては、関東圏の視聴率で、発生時が29.3%。21時までは20%台。
なんと午前1時まで14〜15%だったという。
翌日日曜日も昼間の時間帯でさえ8%ぐらいだったらしい。
ちなみに台風のときも、放送は同じような内容の繰り返しなのに視聴率は高いらしい。


佐賀県としては火曜日(つまり今日)に今回の地震に対する具体的な支援策を発表する予定だ。県内の台風への被害対策もしなければならないのだが、それとは別に何か考えなければならないと思う。

ふるかわ 拝

平成16年10月25日(月)
臨時増刊号「大地震」 

新潟で大地震があった。
新潟県は今年豪雨があったばっかりだったのにこの地震。
10月25日(月曜日)から新しい任期の始まった泉田知事にとってみても苦難の船出となった。一刻も早い被害者の救援と一日も早い復旧を期待したい。

しかし、今回の被害を見ていても市町村が被害を把握することの難しさを感じさせた。
今回の被災地のひとつに山古志村という村がある。ここは、佐賀県出身の女優中越典子さんがヒロインを演じたNHK朝の連続テレビ「こころ」の中で、仲村トオルさん演じるところの優作(だったかな)がもともと働いていた診療所のある村という設定で何度もテレビに登場していたのだが、その小さな村での大きな被害が報じられたのは被災してしばらく経ってからのことだったのだ。

今年の初夏、佐賀市を中心に竜巻被害があった。あのときも被害の全体像の把握に時間がかかってしまったが、そのとき感じたのは被害の全体像をつかむことの難しさだった。

市町村によっても違うとは思うが、僕の知っているある市では被害がありそうだということになるとまずは自治会長さんに連絡することになっている。そして自治会長さんが地域内を見回ってだいたいの被害の状況を把握して市に報告する。その情報を総合していってはじめて被害の全貌がわかってくるのだという。自治会長さんが全員その時間に自宅におられるとは限らない。また、たとえば暴風雨の中、被害を一軒一軒見て回ることは容易ではない、ということなのだ。

もし、肝心の電話が通じなかったらどうなるだろうか。今回の大地震では電話があちこちで不通になっていた。しかも道路が分断されていた。となるとどうやって分断された地域の状況を把握できるのだろう。

僕たちがテレビで見ているニュースはある意味整理された情報だ。その目から見ると現場の対応はいつも不十分でしかも遅いように見えてしまう。でも、僕は、台風のように進度が予測できるような状況にない中で、地震の被害をどう把握し、どう対応するのか、苦悩している自治体の職員の様子が少しだけどわかるような気がする。

佐賀県としては今回の新潟県中越地震に対してお見舞い金を月曜日に新潟県東京事務所長に40万円お渡しした。このほか、何ができるのか、庁内の関係者を集めて日曜日に会議を行い、対応を検討していくこととした。

どういう支援が必要なのか、また可能になるか、みなさん知恵を貸してください。


ふるかわ 拝

平成16年10月19日(火)
第074号「ドイツに向かう機内にて」 

いまドイツに向かう全日空機の中にいる。
有田陶芸協会が有田町とドイツ・マイセン市の姉妹都市協定を締結して25周年になることから、それを記念しての展覧会をまずマイセンとベルリンで行い、勢いを駆って帰国展を東京でやろうということになり、僕はそのドイツ有田陶芸展実行委員会の会長になっていて、ベルリンでのオープニングセレモニーに参加することが今回の出張のメインの目的。僕自身は有田陶芸協会会長の柿右衛門先生と一緒だったがこのほか有田町で募集した団体ツアーの方も別途参加されることになっている。

今回はANAで成田からフランクフルト行きに乗ったのだが、ほぼ満席状態だ。だから有田町で募集した団体の方たちはその飛行機に乗ることができず、パリ経由になってしまったほどだった。

最近の景気回復を反映して、国際線はヨーロッパもアメリカもファーストとビジネスから埋まっていってほぼ満席状態だという。中国線などアジア線は距離が短いのでほとんどファーストがなくてビジネスクラスとエコノミーになっているが特に中国線はいつもいっぱい。しかも出発間際になっての予約が増えてきたとのこと。

ラウンジでほかのお客様と話をしていたら、その方は中国に行くということだったが、中国での新幹線の工事の受注関係のことがあって、急に行き来が増えてきていたとおっしゃっていた。

久しぶりに長距離の国際線に乗って驚いたのは食事のときに出てくるナイフ・フォーク類のことだ。以前はビジネスクラス以上だと金属のナイフ・フォークがサービスされていたのだが、今回ナイフが金属からプラスティックに変わっていた。もちろんあの事件の後からということらしい。
中国線などの場合は金属のナイフだったように思うから会社によっても違うのかもしれない。ロンドン線はフォークまでプラスティックというから路線によって違うようだ。

ということで2泊4日のドイツの旅の始まりだ。


ふるかわ 拝

平成16年10月12日(火)
第073号「昼休みの過ごし方」 〜ワイドショーから学ぶ〜


ニュースの後はワイドショー。これもまた愉しみ。
これを見ているだけで「ジーンズが似合う有名人に贈られる「ベストジーニスト2004」にライブドア社長の堀江貴文氏が選ばれた」ことや、「NHK総合で2日深夜に放送を開始した韓国ドラマ「美しき日々」の初回視聴率が、関東地区で10.0%、関西地区で10.2%を記録した」ことなどを知ることができる。

仕事に役に立つ情報もある。
先日のあるワイドショー番組でやっていたのは「進化するオレオレ詐欺」という特集だった。

それによれば「オレオレ」はもう古くいまや「オレタチ詐欺」らしい。個人情報を集めた上で複数の人間がぐるになってたとえば「保険会社の者だが今お宅の息子さんが交通事故を起こした」みたいなことをかける。その電話の後に今度は「警察の者だが今なら罰金で解決できる」などとかけてくる。一度ならず二度別の人間からかかってくるとつい信じてしまうというのだ。

その息子さんに携帯で連絡をとればいいではないか、と思うのだが、「今息子さんは取り調べ中で電話には出られません」と言ったり、また、息子さんの携帯の番号を犯人が知っている場合には実家に電話するちょっと前にあらかじめいやがらせの電話を何度もかけまくっておくのだという。そうすることによって息子さんは実家から電話がかかってきてもまたいやがらせだと思って電源を切っていたり電話に出なかったりすることになるのだ。
こういう詐欺電話、お昼から午後2時くらいまでが多いらしい。「お金を3時までに振り込んで」と急がせるためだ。
「ひっかかる方も悪い」。そう思っていた人もいるかもしれない。でもこれだけ組織的にかつ進化した姿を見せられると、もはやこれは相当悪質な犯罪であるとしかいいようがない。
ある人のところに「息子さんが交通事故で」という電話がかかってきた。その人は「これはオレオレだ!」と思いながらも、実際にお子さんに連絡がつくまでは心配で心配でしかたがなかったという。もし、本当に事故を起こしていたらどうしようかということが頭の中をよぎったというのだ。
「だから私はだまされた人のことを笑えないんです。ホント心配になるんですよ。」とその人は語る。

こうした問題に答えるため、今年の春、佐賀県では消費生活センターの体制をずいぶん充実させたつもりであるけれど、いま一度そういう「SOS」をきちんと受け止める体制に本当になっているかどうか、点検をしなければならない。


ふるかわ 拝

平成16年10月5日(火)
第072号「昼休みの過ごし方」 〜ニュースの時間〜

昼休みが好きだ。僕は地方公務員法の適用を受けていないので法律上は何時に出勤しようが休もうがかまわないことになっている。とはいえ、昼休みというのは大手を振って休めるではないか。ほっとするひとときである。

ところが日程の関係で12時ちょうどには部屋に戻れないことがしばしばある。12時に戻れないと何が困るか。ニュースである。この仕事、知りません、見てません、がほとんど許されない世界なのだ。

そこで今はDVDのHDDに毎日ニュースを録画している。これをやるとニュースを見そびれることがなくなる。しかもHDDは大容量なので以前のニュースを繰り返し見ることもできる。急ぎのときは1.3倍速で再生すると声もきちんと聞き取れた上に早い。

だから議会の一般質問中などは12:20くらいに部屋に戻るのだが、昼食を取りながらニュースを最初から見ることができるというわけだ。

それほど経費も手間もかからないし、エギュゼキュティブにおススメの情報収集法だと思う。

もっと早くニュースを見るにはどうするか。もちろんヤフーで見たりとかもできるけれど、NHKより30分早く11:30には民放がお昼のニュースを始めているからそれを見ればいい。

ちなみに12:00からのニュース、いまはたしか「正午のNHKニュースです」というと思うが、昔は「お昼のNHKニュースです」と言ってたような気がする。他の時刻は「七時のNHKニュースです」というふうに言うのになぜだろうと思った記憶があるのだ。

だれかご存じありません?


ふるかわ 拝