2005年10月

平成17年10月25日(火)
第127号 「いま コンビニで」

ということで今週はコンビニのことについて。

先生:コンビニが最近、デリバリー(宅配)を始めたのは知ってますか?
古川:いえ、知りませんでした。
先生:カタログを作っておいて、お客様からの注文があったらそれを届ける、ということを始めてるんです。まだ一部の地域でのことですが。
古川:むかし、ampmがやってましたよね。
先生:あれを大手コンビニが本格的にスタートさせたということです。
古川:どんなものが配達されるんですか?
先生:かなりのものです。弁当も飲み物も。牛乳なんてのも人気です。重いですからね。とにかく重いもの、かさばるもの、そういうものを自分で持つことをいやがるひとたちが増えている、ということです。
古川:そういえば、牛乳の宅配も復活してるって聞きました。
先生:高齢社会というのはアクティブなシニアが増える一方で外出が億劫な人たちも大量に生み出すとうことです。宅配というのはそういう方にとって魅力ある方法です。
古川:ところでその宅配なんですが、先週末からの課題は、何曜日が多いか、でしたが。
先生:答えは「ごみの日」が多い、です。コンビニの店員さんが注文品を届けに家に来ます。そうすると、家の人が「すみませんが、帰りにその玄関先のごみを出しておいて」という。ごみを出すのも億劫な人々が、こうした宅配のマーケットになっているという部分もあるのです。

先生とのお話を終えた後、実際に近所のコンビニに行ってみた。

まだ、デリバリーはやっていないとのことだったが、一部の地域でそれが始まっていることはご存じだった。「そうなると水とかお酒とか重いものは便利ですよね」という言葉にそういえば、昔はお酒屋さんやお米屋さんが御用聞きに来られてきたことを思い出した。そのお酒屋さんやお米屋さんがいまコンビニになっていて、ふたたび御用聞きの時代になったということだろうか。

ところで、ちょっと前になるが、僕の後援会の集まりで、ある人から「佐賀県内のコンビニに銀行のATMが設置されていないのは不便」という声があった。たとえば国道3号線沿いを取ってみても福岡県内のコンビニでは銀行のカードを使って引き出しができるのに佐賀県に入ると佐賀県内のコンビニではATMが設置されていないらしく、それができない。佐賀県内を過ぎて、また福岡県内に入るとATMが設置されていて可能だという。たしかにこれは変だ。さっそく、県内の金融機関と相談した結果、このことについては銀行としても問題に思っていたらしく、この秋から佐賀県内のセブン・イレブンにセブン銀行のATMが設置され、佐賀銀行をはじめとする各種金融機関のカードが使えるようになった。開始は平成17年11月24日(木)午前8時。コンビニは進化しつづけている。僕らはどうだろうか。

ふるかわ 拝

平成17年10月18日(火)
第126号 「コンビニデリバリー」

こないだ、ある流通の専門家の方にお話をうかがうことがあった。

先生:古川さん、最近街の電器屋さんが復活してるの知ってます?
古川:へー、なぜですか。
先生:IT化と高齢化ですよ。
古川:うーむ。
先生:最近、家電製品買うと説明書が分厚いでしょ。あれを読みたくないんです。お客さんは。だから、使い方を教えてくれたり、何かあったら家まで来てくれるような街の電器屋さんのほうが安心だという人が増えてきてるんですよ。
古川:値段は少し高くても、ということですね。
先生:そうです。値段よりもサービス、安心。
古川:でも、呼ばれるたびに行ってたら、コスト割れしてしまうんじゃないですか?
先生:そのままだとね。でもたとえば、そのときについでに、ファックスの紙が切れてないか、とかプリンタのインクは大丈夫か、とか、電球が切れてないか、とかいろいろ注文が来ることも多いわけですよ。
古川:わかります。とくにお年よりの家だと天井のところについている電球を変えるのは大変って聞きますしね。
先生:そうなんです。だから定期的に御用聞きする電器店も出てきてる。
古川:こないだ唐津のケーブルテレビジョンに行ったとき、ケーブルインターネットの普及の状況を聞いたことがあったんです。そして、このケーブルインターネットの「売り」は何ですか?とお尋ねしたら、「何かあったらかけつけます」ということです、という答えが返ってきました。地域限定だから、それができるんですよね。それが強みになっている。
先生:この街のお店の復活はいろんな意味でこれからのヒントにもなるんです。たとえば、コンビニもそうです。コンビニで最近デリバリーが始まりました。これが曜日によってものすごく差があるんです。なぜだと思いますか?
古川:土日が多いとかそういうことじゃないわけですね。
先生:関係ないですね。むしろ土日は少ないくらいで。

さてさて、コンビニのデリバリー、果たして何曜日が多いのか、この続きはまた来週。

ふるかわ 拝

平成17年10月11日(火)
第125号 「生協の白石さん」

先週友人から、「生協の白石さんって知ってる?」とメールが来た。

糸井重里の「ほぼ日」でも先日紹介されたので、一気にブレイクするかもしれないが、白石さんは東京農工大学生協に勤める職員だ。お客である学生からお店に対して出された「一言カード」への回答を白石さんが担当していて、その回答内容がおもしろいというので話題になっているという次第。たとえば、

Q B'Zのライブ行きたいですけど

A ご要望ありがとうございます。しかし生協でお手伝いできることは何があるか否か・・・。4月から全国ツアー開始で、関東地方は幕張と東京ドームのみのようです。東京ドームは水道橋駅を降りてすぐです。中央線では止まりませんのでご注意ください。

Q 愛は売っていないのですか?

A どうやら、愛は非売品のようです。もしどこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。担当:白石


たしかに、ふざけたものもあるのだが、そうでないものについても、きちんとお客様の声を売り場に反映させようとしている姿勢には好感が持てる。

Q 0.3oのシャープペンをもっと増やして下さい。これからは0.3oの時代ですよ。すごいですね、あれ。

A ご要望ありがとうございます。現在当店で品揃え中のシャープペンはステッドラー社製ののもの1種(¥252)のみのようです。確かに0.3oシャープ、もう少しあっても良さそうです。ラインナップ強化検討いたします。種別等決まりましたら掲示板にてお知らせいたします。担当白石

Q 消しゴムが黒くならないという噂の FOAM W ERASER 入荷して下さい。

A ★ご要望ありがとうございます。「FORM ERASER」はまずパイロット社製のものと桜クレパス社製のものがございます。上記はおそらくWのマークがあるので、後者の桜クレパス社のものと思われます。ということで"FORM ERASER"取り寄せます。入荷したら本掲示番にてお知らせいたします。担当白石

知事に対して県政に関する意見をメールで送り、それに対して僕が答える「知事あてメール」や「県政メール」は、個人情報保護法施行以降、住所・氏名欄をなくしている。それでも、回答に困るようなものはそれほど多くなく、一定の成熟を感じているのだが、県によっては、いたずらに近いようなものがたくさん来ているところもあると聞く。
ただ、お客様の声を聞くことは県政も大学生協も同じく大事で、そういう中、どういう意見であるにせよ、直球で来たら直球で、変化球で来たものはそれなりで、という対応の仕方を「白石さん」は示してくれているようで読んでいて心地よい。

興味持った方、「東京農工大学消費生活共同組合」の一言カードを見て欲しい。「一言カード」への実際の回答がアップされている。
東京農工大学消費生活共同組合ホームページ

白石さんが何者かは以下のサイトをどうぞ。
http://moura.jp/clickjapan/shiraishi/index.html

ふるかわ 拝

平成17年10月4日(火)
第124号 「福岡オリンピック招致はタモリ委員長で!」

先日、福岡市の山崎市長が正式に2016年の夏のオリンピックの候補地として立候補することを発表、福岡県の麻生知事も支援を表明した。このオリンピックには国内候補地としては東京がすでに立候補を表明しているから、まずは福岡、東京の争いということになる。
知っている人も多いかと思うが、オリンピック開催の栄誉は市に与えられることになっている。だから福岡の場合も、福岡県じゃなくて、福岡市が開催地ということになる。東京の場合、東京市が昭和19年に廃止されているから、これが微妙。開催地決定のアナウンスは「the city of ○○」と読み上げられるが、福岡の場合はいいとしても、東京の場合は「the city of TOKYO」 になるのだろうか。
ただ、だからといって、どの競技もその市の中でやる必要があるというわけではない。東京オリンピックのときも、ヨットは神奈川県葉山町だったし、総合馬術は長野県軽井沢町だった。

僕はかつて長野県にお世話になって、オリンピック招致のいろんな場面を一県職員、一県民として見て来た。そのときの経験から、今回のオリンピック招致運動、いくつか鍵があると思う。

1 行政中心じゃなくて、市民、県民をいかに盛り上げるか。冗談とか遊び半分でやるくらいのほうがいいと思う。

2 中心市の福岡市は博多・ラテン気質の街。悲惨な決意でやらずに、明るいのんびりした活動をやってほしい。委員長はタモリさんとかどうかなあ。

3 2016年はたとえば、アフリカ・ケニアのナイロビやインドのニューデリなどもうわさされているという。開催したことのないところと戦うと弱いのは名古屋がソウルに負けたのを見てもわかるから、2016年に負けても来るまでやろうというくらいの気持ちでやってほしい。やったことのないところ、という意味では、国内的にも東京はすでにやっているわけだから、福岡というのは決して悪くないと思う。

4 ただ、FUKUOKAについていえば、知名度の低さが問題だ。昔のように、候補地にIOC委員に来てもらうことが自由にできなくなっているから、FUKUOKAの名前をどんな機会に売り込むのか、そこがいちばん大変だと思う。

でも、こうして九州が盛り上がるのはいいこと。こちらもいろんな意味で愉しみたい。

ふるかわ 拝