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週 刊 y a s u s h i

2 0 1 7 年 3 月

 

2017年3月20日(月)

週刊yasushi 第710号「北海道・ルスツでG1」

 

毎年この時期に行われるG1サミット。比較的若手(と言われた人たちも含む)経済人、政治家、社会起業家、官僚などが集まって、議論をし明日の国づくりと行動につなげていくと言う集まりだ。まさに日本のダボス会議。

 

僕は北海道経済についてのセッションに登壇した。高橋北海道知事や島田JR北海道社長をはじめとする北海道関係者との有意義な時間だった。改めて感じたのだが、バスや離島航路には維持していくための補助制度があるのに、鉄道についてはそういう補助制度はない、ということ。

 

地方の鉄道を維持していくためには上下を分離して線路は自治体が持つ、というくらいのことをしないと上場したJR九州でもこれから厳しいのではないか。

 

このほか、夜のセッションでは自動運転の開発の現場の話やこれからのクルマの方向性(電気自動車か燃料電池か)などの話も面白かった。趨勢は電気自動車に優位になりつつある、という意見が多かった。今年、欧米、そして日産でそれぞれ新型の電気自動車が発売されるという。航続距離は400キロに伸びるらしい。

 

あとは若手の経営者の人たちの話も面白かった。ある会社は、最近になって急にグローバル人材が取りやすくなったと言う。トランプ政権が誕生したおかげで、米国籍以外の様々な国籍の人がアメリカで仕事をする、あるいは続けることに躊躇し始めているのだと言う。

 

有能な人なのにこれからアメリカを離れようとしている人が結構いらっしゃるのではないか。日本はしっかりそういう人たちをつかまえておく必要がある。

 

今回のG1サミットの収穫だった。

 

 

ふるかわ 拝

 

 

2017年3月13日(月)

週刊yasushi 第709号「美味しいイノシシのために」

 

先週末も有害鳥獣のいろんな取り組みや悩みを聞くことができた。

中でも、廃棄物から有価物へと言う話は興味深かった。

もともと佐賀県には好んでイノシシを食べる文化があまりなかったらしく、山で獲れたイノシシは有害鳥獣として埋める、という処理が一般的だった。環境省に尋ねたら、獲れたイノシシは一般廃棄物だという。まさに廃棄物だったのだ。

 

ところで、最近、丹波篠山から佐賀県においしいイノシシの肉を求めて来られている商人の方がいらっしゃる。

その方の話によると、佐賀県のイノシシは素材は良いのだが処理の仕方が十分ではなくせっかくの素材の良さが生かされないていないのだと言う。

特に血の抜き方は肉のおいしいおいしくないを分ける重要な要素だと言う。山の中でイノシシを仕留めて肉にしようと思ったら仕留めたその場で血を抜く、ということぐらいは誰でもやるが、それだけでは十分ではないらしい。

さらに現場で、臓物、特に心臓まできちんと処理をしたうえで下に運んでいき、しばらくは冷蔵庫やプールのようなところに保管してイノシシの温度を下げ、ある程度経ったところで解体処理する、という具合にしないと、赤と白の色のコントラストの綺麗なボタン肉にはならないらしい。

それだけの処理をせずに肉として出荷しようとしてもなかなか買い手が見つけきれないものらしい。

ある佐賀県内の地域のイノシシの肉を、その地域の役所の職員が頑張って都市部のホテルで使ってみてもらったことがあったらしいが、残念なことにリピートはなかったという。

 

一方、イノシシ肉はいまやジビエの一種として脚光を浴びている。

美味しいイノシシ肉ならいくらでも引く手あまたなのだという。

 

だから、こういう処理をしてくれたら私たちは買いますよ、ということをお伝えしたいんです、とその商人さんは言われる。

 

素材の優れた多良山系のイノシシ(やイノブタ、あるいはリュウキュウイノシシ)。

これがブランド化されていくためにはきちんとした処理のできる施設が必要なようだ。

 

これからもいろいろな地域の方々の声を聞いていきたい。

そして、有害鳥獣に悩む現場にも足を運んでいきたい。

少しでも改善に結びつけるために。

 

 

 

ふるかわ 拝

 

 

2017年3月6日(月)

週刊yasushi 第708号「党大会でのトークセッション」

 

東京・高輪で自民党の党大会。例年、多くの人で賑わうが、今年はさらにたくさんの人たちであふれていた。議事は淡々と終了、そこで総裁任期の3期9年の延長が承認された。

 

その後のイベントではスポーツ選手たちが登場してのトークセッションが行われた。

トークショーでは青山学院大学陸上部の原晋監督の際立った話術が印象的だった。

原晋監督は話をまずご自身の「サンキュー大作戦」のことで始められた。箱根駅伝3連覇、各大学駅伝3冠、そしてご自身の箱根駅伝9回目の出場、これをサンキュー大作戦と称してチームを盛り上げていったと言う話だった。

原監督は毎年いろんなキャッチフレーズでチームメイキングを行っている名監督。大学スポーツでは常に主力が卒業をしていくと言う悩ましいことが起きる。つまり毎年新しくチームを作っていくと言う意識なしには連覇もできない。

笑顔の中だがそのことを強く感じさせるお話をされた。

オリンピックパラリンピックのメダリストたちとのトークセッションは大変面白く、最後の締めとなった。その最後の原晋監督の言葉はこうだった。

 

「私もサンキュー大作戦でしたが、きょうのこの大会もそうでしたね。」

 

会場が一瞬、はあ?と言う感じになった。

 

この雰囲気をしっかり受け止めて原監督はこう続けられた。

 

『「3期9年」ですよね。』

 

この方、選挙に出られるのではないかしらん(笑)

 

 

 

ふるかわ 拝

 

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