週 刊 y a s u s h i

2 0 1 7 年 7 月

 

2017年7月24日(月)

週刊yasushi 第728号「日野原重明先生が遺されたもの」

 

 

日野原重明先生が亡くなられた。

日野原先生と佐賀県は大変ご縁が深く、僕自身も何度もお目にかかった事があっただけに、覚悟はしていたものの、今回の知らせは残念で仕方がない。

前にもこのコラムで書いたが、日野原先生には佐賀県医療センター好生館の顧問に就任していただいた。

お忙しいのは重々承知していたのだが、思い切って好生館の顧問になっていただけませんかとお願いしたところ、先生は迷わず「いいですよ!佐賀にはご縁がありますからね」と言ってくださった。あの時の先生の声のトーンまで今も覚えている。

 

日野原先生のご好意で、佐賀県医療センター好生館にある佐賀県立図書館好生館分室に、御著113冊をすべて寄贈していただいた「日野原文庫」がある。

入院や通院をされている患者さんだけでなく地域の方どなたでもご利用していただくことが可能だ。

 

先生は102歳の頃に圧迫骨折をされ、セメント療法と言う方法で治されたのだが、その時、ベテランの先生ではなく若手の医師に担当になってもらった、というお話を聞いたことがあった。

先生のことだから延命治療などはせず自然に近い形で逝かれたのかもしれないが、今回も若い医師たちが懸命に治療に当たってくれたに違いないと思う。

 

どれだけお歳になられても過去のことでなく、これからのことをいつも熱く語っておられた日野原先生。きっと向こうの世界でもそのようにしていらっしゃるのではないだろうか。

永遠の新老人、日野原重明先生。ご冥福を心からお祈りしたい。

 

 

ふるかわ 拝

 

2017年7月17日(月)

週刊yasushi 第727号「新幹線の現状とこれから」

 

 

7月14日、与党の新幹線西九州ルート検討委員会が開催された。

 

メンバーは西九州ルート沿線の福岡、佐賀、長崎の自民党国会議員+九州選出の公明党の国会議員のそれぞれ代表。今回のテーマはフリーゲージトレインの開発状況についての報告だった。

 

結論から言えば幾度となく技術開発が遅れているフリーゲージトレイン。今回も100%の結果を出すことができず、開発が遅れることが明らかになった。開発をあきらめると言う事ではないのだが予定通り完成させる事ができなくなった。

 

予定では平成34(2022)年にフリーゲージトレインの先行車両が導入されるはずだったのにそのことが不可能となり、博多から武雄温泉までは在来線の特急が運行し、武雄温泉駅で対面乗り換え方式でフル規格の新幹線に乗り換え、長崎方面に向かうと言うやり方で開業するしかないということが明らかになった。

 

つまりこれだと僕が佐賀県知事時代から主張していた「関西から佐賀県まで直通で来ることができる」ということが実現できないことになってしまう。ポイントはここなのだ。

 

僕が知事として新幹線整備を推進すると言う決定をしたときに佐賀県内には反対の声も多かった。それでも佐賀県としてはこの「関西から佐賀県まで直通で来ることができる」ことに対し、佐賀県として約220億円検品の支出をする価値がある、と説明していた。それは今なお変わることがない。

 

だとすれば、今回フリーゲージトレインの開発が相当程度遅れることが明らかになった(しかも、技術的に完成する保証はない)のであれば、何らかの形で関西直通を実現してもらう責任が国にはあるのではないだろうか。

 

「関西直通実現のためのいわば回避として佐賀県は220億円支払うことにしている」と言う基本線を佐賀県としては崩せないと思う。

 

 

また、これに関連して現在武雄温泉駅の近くから大町駅まで複線化のだの工事の準備が進められている。

一部に、フリーゲージトレインがダメになるのであれば、複線化もいらないのではないか、と疑問を持たれる向きもあったが、この区間の複線化は、フリーゲージトレインの導入のためと言うよりは特急の本数が増えることと対面の理解を実現するために必要な事業であって、これについては今後とも推進していかなければならない。このことについて今回の検討委員会の中で、この区間の複線化は予定通り行う、ということを国土交通省から確認を得たので、線路の沿線の住民の皆様方には引き続きどうかご理解をお願いしたい。

 

新幹線についてはこれから7月下旬にJR九州、佐賀県、長崎県のそれぞれから今回の結果及び今後についてヒアリングをすることとなっている。それを受けて8月に再度検討委員会を開き、一定の方向性を出した上で親委員会である政府与党新幹線PTにも上げていくことになるのではないだろうか。

 

それにつけても思うことがある。国土交通省では九州新幹線西九州ルートと言う言い方を今ではするようになった。以前は長崎新幹線と呼んでいた。長崎新幹線と言う名前だと、佐賀県が関係していないと誤解もされかねないし、効果は広く西九州全般に及ぶからと言うことで、佐賀県知事として僕が「西九州ルート」と言う言い方を提案し、当時の金子長崎県知事の理解を得てこの用語を使ってきている。

国土交通省まで使うことになったこの「西九州ルート」と言う名前だが

なぜか多くのメディアでは従来の「長崎新幹線」という名前を使っている。

そろそろ九州新幹線西九州ルートと呼んでいただけないだろうか。

 

 

 

ふるかわ  拝

 

2017年7月11日(火)

週刊yasushi 第726号「九州北部豪雨に学ぶべきこと」

 

今回の豪雨により亡くなられた方々、被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたい。

佐賀県でも豪雨による直接被害だけでなく、大量の流木やゴミをはじめとして様々なものが有明海の佐賀県側に流れ込んでいて、それを処理するのもたいへんな状況になっている。漁民の方々が総出で処理をしておられて、こうした経費については国庫補助の対象にもなるのだが、それが難しい場合でも県が単独で支援することになっている。今のうちに丁寧に片付けておかないと秋以降のノリの作付けの際に夾雑物としてゴミの一部がノリに交じってしまうことになりかねない。天候の回復を待って有明海のクリーンアップも必要になってくる。

 

それにつけても望まれるのは気象庁の観測態勢の充実だ。

今回の記録的な豪雨は「線状降水帯」と呼ばれる帯状に連なった積乱雲がもたらした。気象庁によると、梅雨前線は九州の北で停滞し、前線に向けて大量の水蒸気を含んだ風が南西から流れ込み、北西からの風にぶつかって上昇気流となり、積乱雲が次々に発生して線状降水帯となり、西寄りの風に乗って福岡県や大分県の狭い範囲に長時間の大雨を降らせたとのこと。

2015年9月の関東・東北豪雨だも線状降水帯が原因だった。

なぜ近年線状降水帯による大量の豪雨が観測されるようになったかといえば、地球温暖化により海水温が上昇して、蒸発する水蒸気の量が増えているのが原因らしい。

しかしながら、線状降水帯によりどの地域にどれくらいの降雨があるかを予測するのはちょっとした地形や風向に左右されることもあり現状ではなかなか困難という。

そしてその線状降水帯のより正確な観測のためには陸上及び海上における観測態勢の充実が必要になるのだが、限られた財源の中ではこれまでなかなか実現が難しかった。

今回もそして一昨年も同じ理由により大きな被害がでていることを考えれば、また近いうちに別の地域でも線状降水帯による豪雨被害が発生する可能性があると言わざるを得ない。

今回亡くなられた方々や被災されている方々のためにも観測態勢の充実を求めたい。

 

 

ふるかわ 拝

2017年7月3日(月)

週刊yasushi 第725号「ライザップ成功!」

 

通常国会会期末とほぼ時期を同じくして、僕のライザップ期間も終了した。

 

結果から言えば成功。

 

スタートした時の体重が80.4キロで、

現時点の体重が76.3キロ。

体重はわずか4キロの減少だがもともとこれが目標。体脂肪率は28.5から25.9へ。体脂肪率を26.0にしたいという目標も達成。

また、ウエストサイズは9センチ減り、一方、筋肉率はあまり下がらず54.6から53.9へ。(筋肉率は下がらない方がいい。)

 

つまり、結果が出せた、ということだ。

 

この間、東京でも地元でも飲食を伴う会合は数多かったが「ライザップやってますからお酒飲みません」とか「私、これ食べられません」というと感じ悪いのでそういうこともしなかった。自分1人での食事の内容は制限していたけれど。

そんな環境の中で、よくこれだけ身体づくり(メイクボディ)ができたなと思う。

 

食べ物制限のほか週に2日、一回50分間トレーニングを欠かさずに行った。この時間を作り出すのは容易ではないし、しかも国会終盤は日程が目まぐるしく変わる。事務所スタッフにはずいぶん迷惑をかけたが、このトレーニング効果も大きかった。だから体重が減っても筋肉率が減っていないのだと思う。

ライザップは、食事制限と運動を伴走型で行うというもの。何を食べたか毎食後トレーナーに報告することになっているし、トレーニングの時はギリギリのところまで身体に負荷をかけ、何かあっても大丈夫なようにトレーナーが側にいてくれる。

こうしたシステムが「結果にコミットする」ことにつながっているのだと思う。

値段が高いことでも有名だが途中でリタイアしたら返金してくれる、というシステムもよくできていると思う。これだと途中で辞めた人からの文句が出にくい。

利益率高いんだろうなと思うが、それでもとにかく結果の出た身としてはいろいろ言うことではない。

 

さあて、これからだ。

3カ月くらいは地元での日々が続く。ということは動き回るので運動量は増えるが飲む回数も増える。キライではないだけに嬉しいのだが体調管理をどうやっていくのか。

 

ひとりライザップ、しなければ。

 

 

 

ふるかわ 拝

 

衆議院議員

Official Website

power-full.com

Home  Profile  Concept  My Opinion  Contact

Copyright (C)  power-full.com All Rights Reserved.

<掲載画像の無断転載・複製を一切禁じます>