週 刊 y a s u s h i

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2018年1月30日(火)

週刊yasushi 第751号「あの時の佐賀北高野球部のメンバーたちとの再会」

 

 

今佐賀県内の野球界は伊万里高校の甲子園出場で盛り上がっているが、いい意味でのアマチュアリズムで甲子園を沸かせた平成19年夏の甲子園で優勝した佐賀北高野球部。

 

つい先日、その当時のメンバーたちと食事をご一緒する機会あった。元選手といっても彼らも28、29歳。結婚したり子供ができたりと言う立派な大人になっている。その選手達とその親の人たちの交流会に参加をさせてもらったのだった。

あの時選手だった人たちの中で現在高校の監督をしている人が2人いるという。当時ピッチャーだった久保貴大さん。いまは母校佐賀北高の監督をしている。また、このコラムにも何回か取り上げたマネージャーだった真崎貴史さん。いま杵島商業高校の監督。そして来年の4月には決勝で満塁ホームランを打った副島君が去年教員試験に合格し、今年の4月から佐賀県内で教員として活躍をすることになる。それぞれの人生をそれぞれの人たちが歩んでいる。

同じチームの中から3人が佐賀県内で野球部の指導に当たるようになる、というのはそうあるものではない。この世代がまた次の時代をどう作っていくのか楽しみだ。

 

そういう話とともに甲子園の時の思い出話にも花が咲いた。

 

「いまでも思い出すことある?」と尋ねた僕に、ある元選手が答えてくれた。

 

「勝ち進んでいくと飯が良くなるんですよ。どんどん差し入れが増えて昼間からうなぎとか。そして佐賀牛とかも出るようになって。ところが日ごろは徹底的に練習してるのでかなりがつがつ食べても大丈夫なのですが甲子園の期間中は限られた時間しか練習しないのでエネルギーをあまり使わないので、結果的に体重が増えました。1回戦と決勝戦では体重が2キロ位違ったと思います(笑)。

あと困ったのはコンタクトレンズでしたね。僕はワンデイタイプじゃないのを使っていたのですが、まさかこんなに長くいると思わないもんだから足りなくてなって。

送ってもらいました。

 

それと印象的だったのは博多駅ですね。新大阪駅を発つときにはそんなに気づく人もいなくて静かな感じだったんですが博多駅に着いた瞬間ものすごく多くの人たちが待ってくれていてカメラのシャッター音とフラッシュの嵐。ヘリコプターまで飛んでいて『すごいことやったんだな』と言う思いになりました。」

 

元選手たちから直接話を聞くのは初めてだっただけに興味が尽きなかった。

 

これからもどうか様々な分野での活躍を祈りたい。

 

 

ふるかわ 拝

2018年1月26日(金)

週刊yasushi 臨時増刊号「祝!伊万里高校野球部の21世紀枠での甲子園出場」

 

 

1月26日午後3時。この春のセンバツ甲子園の出場校を決める会議が行われ、佐賀県立伊万里高校野球部が甲子園出場を決めた。21世紀枠で全国9校の選考に残っていて、その中から3校だけが選ばれるという厳しい戦いだったが見事に選定された。佐賀県勢のセンバツへの出場は2007年の小城高校以来。全国で最長のブランク。また21世紀枠で選ばれたのもこれまでなく、その意味においてもぜひとも今回選ばれて欲しかった。僕なりに応援もした。それだけに喜びもまたひとしおだ。

 

伊万里高校はどちらかと言えば進学を中心にした学校。野球をするためにこの高校に来たと言う生徒はそんなに多くはいない。進学校だけに朝早くからの授業もあれば夕方遅くまでの補習もある。そういう中で今の野球部が生み出したのは「凝縮」と言うスタイルだった。練習は平日は90分。マネージャーがストップウォッチを持って練習時間を管理している。

「時間対効果」

吉原監督がめざす野球の姿がそれだ。しかも下校時間は午後7時15分。宿題や塾に通う時間も考慮してのもの。逆にそこから計算して練習のメニューが組み立てられているのだ。吉原監督は以前、唐津商業高校野球部の監督として甲子園出場を果たしておられるが、その時とは全く違う指導方法。

 

限られた時間の中で、しかも限られた資源の中で、しかもいわば「普通」の子供たちの力を最大限に伸ばすと言う方針に沿ってどこまで強くなれるのか。それを今回の伊万里高校野球部は示してくれている。

 

伊万里市の塚部市長の取組も目を見張るものがあった。

平成25年4月1日に伊万里市役所の中に甲子園プロジェクト係(通称チーム甲子園)を設置し、伊万里市として市内の学校から甲子園出場を実現するということを宣言されたのだ。

市役所はもちろんのこと伊万里市全体を上げての取組をスタートさせた。

その見事な成果が今回現れたということだ。

平成19年に佐賀県立佐賀北高野球部が全国制覇を成し遂げた。この学校も同じような苦労をしながらも偉業を達成した。それ以来とも言える爽やかな風を甲子園で巻き起こしてくれるのではないだろうか。

 

伊万里高校野球部の活躍に心から期待する。

 

 

 

ふるかわ 拝

 

 

2018年1月22日(月)

週刊yasushi 第750号「少年刑務所訪問記」

 

 

1月17日、佐賀少年刑務所を訪問した。

佐賀県知事時代に一度訪問したことがある施設だが、今日は衆議院法務委員会のメンバーとして勉強のために。

Facebookにも書いたが「少年刑務所」とは言え少年だけがいるわけではなく、少年も入れることができる刑務所と言うことであって圧倒的多くが成人。初犯しかおらず、また、職業訓練を総合的に行っている施設ということで全国から意欲の高い受刑者が集まっているという特色を持つ。

ただ残念なことにすべての受刑者が意欲に富む人たちばかりとは限らない。昨年この刑務所から出所した人は500人余り。そのうちこうした訓練を受けて出た人は100人に満たない位のようだ。

世の中は人手不足。だから、たとえ罪を犯した経験があると言え、技術を身に付けている人は就職ができてもいいようだが、なかなか理解のある経営者ばかりでもなく、就職支援をしていただいている職員の方や保護司の方の苦労も大変のようだ。もちろん、中にはきちんと働く意欲に乏しい方もいらっしゃることだろう。

 

こういう難しいお仕事をして頂いてる職員の人たちのやりがいはなんだろう。

「職員のみなさまのやりがいはどういうところにあるのでしょうか」と尋ねてみた。

所長さんからの答えはこうだった。

「 出所するときに感想文を書いてもらうことにしているのですが、職員に対する感謝の念を書いてくれているケースがとても多いです。こうした事はとても励みになります」。

 

なるほど。

 

「また、出所した後も、『おかげさまで元気にやっています』という手紙をもらうこともあります。私たちの受刑者との縁は刑務所を出た時点で切らなければなないので返事は書けないのですが、こうした手紙も励みになります。」

 

「ある種、自分の子どものような感情が湧くこともあります。しっかりしてほしいし、本人のやる気がでたら、よし!と思う。もちろんいいことばかりではないのですが。」

 

古今東西、刑務所や監獄をなくした国はない。こうした問題の難しさを改めて思うが、現場で働く人たちの少しでもお役に立てればと思いを強くした。

 

 

ふるかわ 拝

 

2018年1月15日(月)

週刊yasushi 第749号「LINEについて最近知ったこと」

 

 

年末に消防団の夜警の激励に回ったとき、団員の人たちは、 火災の発生場所や出動の要否などをグループLINEで連絡を取り合っている、ということを初めて知った。LINEがいわば公の業務に使われているという状態に近い。

その後正月のうちにこのLINEに関していくつか新しい発見があった。世の中の人は既にご存知なのだろうが僕にとって新しい発見だったということだ。

 

僕は今、地元と東京を行ったり来たりしている。

東京の宿舎には家族が住んでいて、必要な買い物は主に娘が行っている。支払いは僕がすることになるのでこれまでは現金を預けていたのだが、この年末に娘から「現金のやり取りが面倒なのでLINE ペイにしないか」と提案があった。

面白そうなのでオッケーをした。その結果、僕の銀行口座から24時間365日娘の口座に支払いをすることができ、しかも送金手数料が無料ということがわかった。

 

もう、楽で楽で。もっと早くから知っておけばよかったとつくづく思う。

ただ、これはLINEペイの口座を持っている人同士しかできない。

みんなこの口座を持てば楽なのに。

 

そのLINEペイと似ていて違うのがLINEプリペイドカード。

僕も間違えた。LINEペイで支払いをするためにLINEプリペイドカードを購入する必要があると勘違いして地元のコンビニに行き、プリペイドカードを買おうとしたのだ。

そしたら店員の方からこう言われた。「詐欺ではないですか?」

よく聞いてみれば、先日その地域でアマゾンのプリペイドカードを大量に購入しようとしたお客様がおられ、不審に思った店側が慎重に対応したところ結果的に詐欺だということがわかったと言うのだ。周りはのどかそうな田園風景の広がっている地域。それでもこういう事件は起きている。

「大丈夫です。娘とのやりとりですから」

それでも簡単には納得しておられなかったようだ。考えたらそうかもしれない。多くの先は家族を装って行われているわけだから。

結果的に低い金額のLINEプリペイドカードを買った。

買うとき、店員さんは「もし返品したくなればいつでもどうぞ。ただしレシートは持っていってくださいね。」と言ってくれた。

 

結果から言えば、このプリペイドカードは買う必要がなかった。スタンプを買うのに必要なものだった。しかもそれに気づいたのはこのカードを使ってチャージした後。騙されたわけではないが、間違ってチャージしてしまった。

 

結局わかったこと。

プリペイドカードではなく、銀行口座をLINEペイの中に登録できれば送金できるのだった。

 

ということでLINEペイ、便利です。とにかく登録してみてほしいな。

 

 

さて、LINE話、最後にひとつ。

 

最近はどの業界も人手不足。ある水産関係企業を訪問した時、僕が「人材をどのようにして採用しておられますか?ハローワーク経由ですか?」と尋ねたら、思わぬ回答が返ってきた。

「最近、LINEバイトで募集してるんですよ。けっこう反応あります」

「アルバイトの募集ですか?」

「アルバイトだけでなく正社員の募集をしてもいいんです。ハローワークで募集するのとは違う層の人たちが応募してきてくれます」

 

慌ててLINEバイトの内容を見てみた。確かに僕の地元の企業とバイトも正社員も募集している。

なるほど!

 

いろいろ課題もあるかもしれないがこの手もあるな、と感じた。

 

LINE、ホントにいろいろな展開をしている。次の一手が楽しみだ。

 

 

ふるかわ 拝

 

 

2018年1月8日(月)

週刊yasushi 第748号「肢体不自由児者父母の会連合会の新年会にて」

 

 

1月6日。佐賀県肢体不自由児者父母の会連合会の顧問としてその新年会〜ふれあいの旅〜に参加した。

毎年、この時期に開かれるのには理由があって、新成人のお祝いも兼ねているのだ。

自治体の主催する成人式においても特別支援学校に通っていた人たちに案内は行く。しかしながら長年にわたって地域のこどもたちと別々の学校に通ってると、成人式にどうぞお越しくださいと言われても敷居が高いと言う人も中にはいる。

だから多くの場合、特別支援学校の卒業生は特別支援学校の同窓会が企画する新成人の集いに参加をしてみんなから祝福をされる。

 

今回のこの新年会もいわばその1つのパターン。

「ふれあいの旅」と題して県内のどこかでみんなが集まって昼食をとりながら新成人と新年のお祝いをする、という行事だ。

僕は毎年この会に行くの楽しみにしている。

そこでいろいろな発見があるからだ。

去年は、JRの在来線特急は通路が狭く、車椅子が通ることができない、ということを始め、小さいことから大きな事まで様々だった。

今年も移動に関する話が多く出た。

 

車いすで列車に乗ろうとする場合、どうしても隙間ができるため駅員さんに介助をお願いして乗車するときに渡し板をつけていただくことになる。逆に言えば駅員さんのいる時間帯、いる駅でしか乗降ができないと言うことだ。

さらに言えば、階段でしか上り下りできない仕組みになっている駅では、渡し板以前の問題としてそもそも利用することはできない。

現在では1日乗降客数3,000人以上の駅についてバリアフリー化を進めていくことになっているが、それだと佐賀県内の駅は6駅しかなく、そうかと言って県内全駅で義務化する、というのもハードルが高い。

 

駅員さんのいる駅でも列車の運行するすべての時間帯に駅員さんが勤務しているわけではない。

佐賀県内のある駅では午後9時まで駅員さんが勤務している。

ところが21時1分にその駅に到着する列車があり、それに乗って車椅子の人がその駅で降りようとしたが、相談の段階で、やはり1分でも過ぎるとダメということだったとのこと。

たしかに1分過ぎてもオッケーということにすると、では何分までいいのからとかいろんなことが出てくるのだろう。

難しい問題ではあるが何か運用の改善ができないものかとも思う。

 

それより問題だと思ったのが、障害福祉の全国大会が岡山で開かれたときのこと。帰り、みんなで同じ新幹線で移動し、岡山から博多駅に着いて、そこで降りようとした。車いすの人たちは他の人たちが降りてから1番最後に降りると言うのが普通。その時も最後に3人の車椅子の人たちが次々に降りはじめた。ところが車椅子なのでそうスムーズに降りることもできない。少しもたつきながら降りていた、その時にかけられた駅員さんからの言葉がこうだったという。

 

「早くしないと車庫に入ってしまいますよ」。

 

バリアフリーにはハードのバリアフリーとソフトのバリアフリーがある。

 

駅を改造するのも難しいことだが、心の持ちようを変えてもらうのはある意味もっと難しいのかもしれない。今年も少しでも良い方向になるように努力をしていかなければと改めて感じた。

 

 

 

ふるかわ 拝

衆議院議員

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