週 刊 y a s u s h i

2 0 1 8 年 2 月

 

2018年2月26日(月)

週刊yasushi 第755号「忍者の巻」

 

2月22日、一風変った議員連盟が発足した。その名も忍者NINJA 議員連盟。

文字通り忍者についての議員連盟だ。

忍者は日本固有の存在だが、知られているようで実はよく知られていない。

そもそも忍者と言う呼び名は昭和に入ってからのもののようで、以前は「忍びの者」と言っていたようだ。もう戦う姿が一般的にはイメージされるがむしろインテリジェンスと言うか、間者としての役割が大きく、いわば戦わないで済むようにと言うことがメインの事事だったとも言える。

 

この忍者議員連盟の発足の数年前に、日本忍者協議会が発足していて、伊賀の里である三重県の鈴木英敬知事が会長、その他佐賀県を含む関係県知事、関係市町村の首長が副会長になっている。

この協議会では特にインバウンド向けのコンテンツ強化や情報共有等の取り組みがなされている。仕掛人は元観光庁長官の溝畑宏氏。アイデアと行動力に富んだ彼から「佐賀県でも嬉野市に肥前夢街道がありますし、そこに忍者がいるじゃないですか、ぜひともし今回の議員連盟に!」とお誘いがあって私も忍者議連の役員になったというものだ。

 

忍者は海外では日本を代表するコンテンツだと思われていて、日本以上に忍者をテーマにした映画やドラマなどが作られている。そこに出てくる忍者はむしろスーパーヒーローといったものらしいが、いずれにしてもそのようなものを通じて日本に行けば本物の忍者を見ることができると期待している人たちも多いらしい。

 

肥前夢街道でも最近は平日のお客様の半分は外国人だと言う。中国韓国、タイなど国籍は様々で、忍者服に着替えるだけで大喜び。

忍者ショーも楽しんでいただいてるという。一時期は2人の忍者でやっていて人手不足で大変だったというが、そのことが逆にニュースなどで取り上げられて話題になり、全国公募したところたくさんの方から応募があって今では6人の忍者が肥前夢街道にいるらしい。

 

2月17日に国際忍者学会がスタートし、2月22日(ニンニンの日)には忍者議員連盟がスタート。

こうした動きを受けて嬉野市では先週末の2月24日、忍者フェスタが開催された。

ここでの注目は三重大学の山田教授による「果たして嬉野に忍者はいたか」と言う研究レポートだった。

先生の分析では歴史的な文書を紐解くと現在の嬉野市にあたる地域出身の忍びの者もいたらしい。

やはり嬉野に忍者はいたのだ。さらに言えば鍋島藩はあちこちで忍びの者を使った記録があるようだ。

 

これをアピールせねば。

 

「伊賀甲賀、佐賀。日本三大忍者の里」、なんてどうだろう。

これからも忍者情報、大いに発信していきたい。

 

前にも述べたことがあるが僕自身、日本に忍者がいることを期待している外国の人から「今でも日本には忍者がいますか?」と聞かれたことが何回かある。その度に残念な答えしかできず、何か気の利いた答えがないのかと思っていたら「こんな答え方がある」とある人から教えられた。

それがこれ。

 

 「あー忍者ですか。最近減りましたねぇ」

 

こう答えるといいらしい。確かにこう言えば大受けだろうな。

 

 

 

ふるかわ  拝

2018年2月19日(月)

週刊yasushi 第754号「3度目のドラゴンバレー」

 

日本がメダルを獲って平昌オリンピックが盛り上がってきている。やはり自国の選手が良い成績を取ると国中が沸き立つ。

 

今回の平昌オリンピックのアルペン競技が行われている場所は龍平という地区にあるドラゴンバレーと言うスキー場だ。

 

この名前と出会うのは3度目になる。

最初は1989年。

その頃、日本はバブル期。そして全国各地に新しいスキー場ができた。僕は当時長野県庁勤務で、新しいスキー場作りのお手伝い等の仕事もしていた。そういうこともあって、(というかそういうこととは関係なく流行りものが大好きだった)僕はバブルのブームをリードしていたホイチョイプロダクションというクリエイターグループの出した『極楽スキー』という本にハマった。名著でしたね、ある意味。

 

当時のチャラけた若者がどこのスキー場に遊びに行くのが良いのかということを、ただただそういう視点で書いた本。

 

その本の中で最も優れたスキー場として評価されていたのが長野県の焼額山スキー場で、その後そこを舞台にして映画『私をスキーに連れていって』が作られたのだった。

この本は当時かなり売れ、翌年には続編まで出たくらいだ。

その続編だったと思うが、全国各地のスキー場が紹介されていた中、唯一海外のスキー場でその本に掲載されたのが韓国のドラゴンバレーだった。

 

ドラゴンバレーは1975年に開発されたスキー場だがその後リゾート的な装いのスキー場となっていた。当時大混雑だった日本各地のスキー場に見切りをつけて、しかも手軽に行ける海外と言うことで韓国のそのスキー場が取り上げられたのだった。とても新鮮だった。

当時行きたかったが機会に恵まれず、そのままになった。

 

そのドラゴンバレースキー場との出会い、2度目は『冬のソナタ』だった。あのドラマに雪のシーンがよく出てくるがあのロケ地がドラゴンバレー。ラブロマンスの舞台としてぴったりの雰囲気だった。

 

そして今回が3度目。そのドラゴンバレーで今オリンピックが行われているということだ。

 

 

ところで、『極楽スキー』の話に戻ろう。

 

このような遊び心満載のグループに評価されるようなリゾート地域や地域づくりを進めるべきではないかと言う思いからこの本を作ったグループの人に会わせてほしいと、出版社にお願いをし、メンバーの方と会わせてもらったことがあった。短い時間だったが刺激的なお話をいろいろいただいた。一つ一つを今覚えているわけではないが、一点だけ今も記憶に残っているのは『極楽スキー』という本のタイトル。

この名称そのものも当時としてはかなりエッジが効いたものだったが、もうひとつ最後まで残った候補の名前があったという。

 

それが『滑降精神』。

およそ異性にモテること、ウケることと言う基準でしかスキー場を判断しないと言う本のタイトルとして、逆に面白いと言えば面白いようにも思う。

 

『極楽スキー』とどっちがお好みですか?

 

前にもお知らせしたように、僕は今回衆議院からの派遣として平昌パラリンピックの開会式に出席し、現地調査を行うことになった。東京2020のパラリンピックに役に立つ情報をたくさん仕入れてきたいと思う。

 

 

 

ふるかわ 拝

 

 

2018年2月12日(月)

週刊yasushi 第753号「養豚業界の悩み 〜来年のゴールデンウイーク〜」

 

先日ある養豚業を営んでおられる方が私のところにこられた。

「来年のゴールデンウィークは10連休になるのでしょうか」

私は答えた。

「確かに来年の4月30日で平成の時代が終わり、5月1日は新しい時代の幕開けになります。その日が臨時の休日になるかもしれませんね。政府がその日を休日にするかどうかの検討を始めていると聞いています。」

 

「やはり、そうですか。」

その方は今ひとつ元気がない。

 

なぜ10連休になるかもしれないのか?

来年のゴールデンウイーク。

普通なら、4月29日が昭和の日(祝日)で、その後に5月3日の憲法記念日が来てその間の日々は平日であるわけだが、もし来年5月1日が祝日になると、4月29日という祝日と5月1日と言う祝日に挟まれた日だということで4月30日が自動的に休日になる。そして、5月1日と5月3日に挟まれた日ということで5月2日も休日になる。そして5月3日と5月5日に挟まれた5月4日は毎年休日になっているため、4月29日から5月5日までが休日と祝日の連続になるのだ。さらに4月29日が月曜日のため土日休みの人にとっては4月27日土曜日から休みが始まり5月5日が日曜日のため自動的に5月6日も振り替え休日となり、その結果4月27日から5月6日までカレンダー上の赤い日が続くというこれまでになかった事態が発生するのだ。

 

「それで困ってるんです」とその養豚業者の方はおっしゃる。

「われわれは屠畜場に豚を出荷しています。屠畜場も公営ですが、屠畜が終わった後、豚に異常がないことを確認してその確認印を付ける、という作業がありまして、それも行政機関が検査をすることになっているのです。つまり、10連休になると10日間行政機関が動かないということになり、この10日間の間は検査をしていただけないのです。」

 

なるほど。

 

「古川さん、豚って1日に何キロ体重が増えると思いますか?」

 

「1日1キロくらいですかね?」

 

「1日2キロです。つまり10日間育てると20キロ増えるということになります。でも増えればいいというものではありません。市場的な価値が1番高いタイミングを見計らって出さなければいけません。大きければいいというものではなく、市場が必要とするサイズのものを出荷しないといけないのです。」

「しかも10日間出荷できなければその分出荷待ちの豚が増えます。ところが屠畜場の処理能力は限界がありますから出荷制限がかかってきます。つまり休日が増えるという事イコール我々養豚業者から見れば収入の機会を失ってしまうことになるのです。」

 

私は尋ねた。

「例えば鳥はどうなっているのでしょう? 食鳥検査は民間の機関が行っていたような気がしますが。」

「そうなんです。鳥は民間がやっています。ですから、豚も民間でやれるようにしていただければありがたいと思います。しかしながら、そうなると大きな制度改革です。なかなか簡単にはいかないでしょう。来年の10連休やはり何とかならないでしょうか」

 

新しい時代が始まる事は国民こぞってお祝いすることであるし、もちろんその方もそのことに対して何か物申すということではもちろんない。しかしながら事柄を決めていくというのはほとほとさように難しいことなのだと改めて感じた。

 

お話をしていて気づいたことがあった。来年は天皇誕生日がないのだ。今上陛下のお誕生日は12月23日。しかしながら来年の12月23日にはすでに天皇陛下ではなくなっておられるため来年の12月23日は天皇誕生日ではない。

一方で現在の皇太子殿下のお誕生日は2月23日。ところが来年の2月23日の時点では皇太子殿下はまだ天皇陛下になっておられず、したがって2月23日は天皇誕生日ではない。と言うことで来年平成31年(2019年)は、祝日としての天皇誕生日が存在しない年となるのだった。

 

働き方改革で休みを増やそうという動きがある。休みを増やすことについては私ももちろん異論は無い。しかしながら本来であれば一斉にみんなが休むのではなく、それぞれが休める時に、休みたい時に休むと言う方向性が望ましいのではないだろうか。そうしなければ今回のような問題が生じてしまうように思う。

 

今回の問題提起を受けて、早速確認してみた。担当は厚生労働省食品監視安全課。屠畜場の開設の権限は自治体にあって、畜産関係団体や公社に運営を任せていることが多いとのこと。基本的には土日祝日には開けていないことが多いが、場合によっては開けてることもあり、それは個別の自治体の判断だと言う。

 

もう少し調べてみる必要がありそうだ。

 

 

ふるかわ 拝

 

2018年2月5日(月)

週刊yasushi 第752号「今年の夏 うなぎは?」

 

うなぎの稚魚、シラスが不漁だと言う。ウナギ養殖業者の今漁期のシラスウナギの池入れ数量は12月末時点で0.2トンということで、昨年同期の5.9トンを大きく下回っている現状にある。

つまり昨年の約3パーセントしか取れてないということだ。となると今年の土用丑の日にはうなぎを食べられなくなるのではないか。

最近、こうした報道が多い。

 

そもそもシラスは前年の冬からその年の1月くらいまでにかけて取れたものを養殖させ、その年の夏に出荷する単年養殖ものとその年の4月までに取ったものを翌年の夏の時期まで育てる周年養殖ものとがあり、うなぎの生産量の8割は周年養殖。では昨年の状況はどうだったかと言うと豊漁だった。だから、今年の夏は2年もの、つまり周年養殖ものがそこそこ出回るから大丈夫、というのがひとつ。また、我が国のうなぎの消費量は平成28年で約5万トンだが、そのうちの約6割、3万1千トンは周年養殖が主体の中国や台湾等から輸入された活鰻や蒲焼き等の加工品。だから仮に国産が足りないという場合も輸入ものでカバーすることもできる、ということになる。その上ウナギ加工品は、冷凍ものも多く流通をしているという実態もある。こうしたものは数年間は貯蔵が可能なものもあるという。

だから、僕の見るところ、今年の夏にうなぎが食べられなくなることはないと思っている。

 

なのになぜ今年こんなに騒ぎになっているかといえば、2017年同期に比べて今年が少ないから、ということに尽きる。2017年1月は例年になく豊漁だったのに対し2018年は通常の不漁の範囲であるものの、前年と比べると極めて少ない。それだけに話題になってしまっているようだ。

2月に入ってシラスうなぎが取れるようになる可能性もゼロではない。もう少し様子を見ようではないか。

 

 

 

 

ふるかわ 拝

衆議院議員

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