週 刊 y a s u s h i

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2018年7月16日(月)

週刊yasushi 775号「秋田のミニ新幹線で感じたもの」

 

 

 

秋田に行ってきた。ミニ新幹線の勉強のためだ。やはり行って見なければわからないことがある、と実感した。

 

まずは佐竹知事からのお話しを伺ったが、こちらが気づいていなかったことは秋田新幹線(ミニ新幹線)は、盛岡-秋田間なのだが、この区間は整備新幹線の計画路線にはなっていない、ということだった。

なので、そもそもフル規格の話などは出ようがなく、在来線の高度化のためにミニ新幹線という手法を使った、ということだった。

だから今でもフル規格化への要望はないのだという。新潟と秋田をつなぐ日本海新幹線についてはフル規格で整備してほしい、という話があるようだったが、それはずいぶん先の話だ、と言われていた。

 

また、ミニ新幹線の利用状況は好調だという。豪雨や豪雪の時の対応について県庁の方に尋ねたところ、「比較的よく対応できていて、災害時が心配という懸念については、そんなに困っていない」との回答だった。

「我々にはフルと比較して、という意識がないんです。雨や風で止まる、遅れるといえば飛行機もそうですし、何より、これまでの在来線特急に比べると速いし快適。そんなに文句はないです。強いて言うなら、インバウンドのお客様が増えて、車両の中に荷物を置くスペースがないと言われることくらいでしょうか。なのでJR東日本では、最近、車両の中に荷物置き場を増設されました」

 

秋田のミニ新幹線。事業費は約1,000億円だったが、新幹線スキームが使えないため基本的には在来線に対する国の補助などを活用しその他の部分はJR東日本が負担をしている。国は約120億円、秋田県は約210億円、岩手県25億円、そしてJR東日本は606億円。

JR東日本としてはこのミニ新幹線を整備することによって収益が確保できると判断をして行ったようだ。鉄道事業者が大きな意欲を持っていたと言うことがこの事業の実現に大きな力となっている。

 

今後の目標としては、比較的線形が悪い区間についてトンネル化を実現したいと言う声が知事からもJR東日本からも聞かれた。

このように、収益が出てそれをさらなる改善につなげようとしているのだ、ということがいろんな関係者から述べられたのも新鮮だった。

 

西九州ルートの場合は、ミニ新幹線だと収支改善効果がほとんど出ないということが秋田とは違う点か。

 

そして、今回の視察の中でもっとも印象的だったことを最後に。

佐竹知事のお話しの中で、「いまJR東日本は秋田駅周辺開発に協力してくれていましてね。駅近くの社有地を活用して、そこに体育館を整備したり、若い人たちのスポーツ合宿用の施設を作ろうとしています。これはこのミニ新幹線によって収益が出ていると言うこともあってその収益の一部を地元秋田への投資に使ってくれているんです。秋田は残念ながら人口流出が日本一厳しい地域です。でも若い人たちがいなくなると私たちも困る、とJR東日本は言うんです。だから少しでも地域にお返しできることがあれば、と言ってくれています。」とおっしゃったことだ。

 

JR九州にもぜひこれをお願いしたい。西九州ルートの整備によって産み出される収益でぜひ佐賀駅周辺の開発に投資をしていただく、また、新しくできるアリーナ周辺に宿泊機能のある合宿用の施設などをつくる、など。

こうした地域還元の元手として、であれば新幹線整備についての理解もより進むと思うのだが。

 

 

 

ふるかわ  拝

 

 

 

2018年7月9日(月)

週刊yasushi 774号「道の駅厳木再開!」

 

 

 

先週末佐賀県を始めとして西日本一帯が豪雨に見舞われた。

今回の佐賀県内の被災状況を見ながらいくつか感じたことがある。

政府、自治体などの対応はかつてと比較するとスピーディになってきているように思う。

そうなればなるほどより高いレベルを求めるようになってしまう。

例えばどんなことに不満か。

道路や鉄道などの状況がもっとわかりやすくならないか、ということだ。

例えば、佐賀県内の道路であれば高速道路はNEXCO西日本が、直轄国道は佐賀国道事務所が、そして県管理の国道と県道は佐賀県が、それぞれ通行止めの区間をネットで公表している。地図で表示されているので見やすいし、しかもほぼリアルタイムといってよい。

残念ながら市町村道は私の知る限りでは通行止め区間を文字で公表しているところはあるが地図でわかりやすくという自治体を見つけることができなかった。

 

つまり、私が必要だと思っているのは国道だろうが県道だろうがあらゆる道路の通行状況が一覧でわかるようなサイトやアプリはないのか、ということだ。

 

以前、佐賀県知事の時にそれが実現できないのか、また、通行止めの現場で単に通行止めというのではなく、迂回路を示すべきという主張を私がしたことがあったが、「迂回路を通っていたら災害に遭ったということになる可能性もある」、「そもそもその迂回路の状況もわかっていないのに示すのは無責任だ」という議論になって、なるほどとそれは諦めたことがあった。

でも、道路管理者ごとにいちいち別のサイトを開くのは本当に大変だ。なんとかすべきだと思う。

 

道路だけではない。列車についても同じ。

「長崎本線普通列車は10分から50分程度遅れて運転中」という情報もありがたいが、「次に佐賀駅に到着するのは〇時〇分頃。〇〇行きの列車が何分遅れで到着します」というのがわかるようにならないか。

例えば、佐賀から博多に行こうとしている人が、「『かもめ』は運休中だとしても普通列車で新鳥栖駅まで行けば新幹線に乗って博多に行ける」とかがわかるようにならないか。ということなのだが。

 

今回、駐車場に大きな土砂の崩落のあった道の駅厳木。応急工事が長引いていて当分の間営業できないのではないかという不安の声が寄せられていたが、関係機関との調整の結果、明日火曜日の朝10時から営業再開できる見通しとなった。

店長さんも大変喜んでいただいた。

まだまだこういうところは多いのではないか。

 

被災した箇所が1日も早く元通りとなるよう、関係機関に働きかけをしていきたい。

 

 

 

ふるかわ 拝

2018年7月2日(月)

週刊yasushi 773号「女優がアクターという時代」

 

 

 

今の時代、「外人」という言葉を使わなくなった。放送などでは「外国 人」が使われている英語の世界でもそのようだ。

いつもこの分野で教えていただいている杉田敏さんのお話によれば、CNN放送を始め最近の米国のメディアの世界ではforeignという言葉をなるべく使わない言葉にしているという。foreignという語は排他的に違いを 強調する響きがある、ということのようだ。

いまはあまり見なくなったが、かつては飛行機の機内のトイレの洗面台のところに、異物を流さないでください、という表示があった。その「異物」を表す英語は確か「foreign items」だったように思う。その時、私は、foreignという言葉は外国の、というより、異人、という言葉に使われる「異」という概念に近いのかな、と思った。

今では、foreign よりもinternationalという言葉が用いられるようになり、外国人留学生はforeign studentでは なくinternational studentと呼ばれるようになっている。外国人は少なくとも異人ではなくなっている。

 

また、このところの言葉の変化としては性別を表す言葉がなくなりつつある、というのもある。

例えば警察官。昔はpolicemanだったがいまはpolice officer。と、 男性・女性の区別をしないようになりつつある。

スチュワーデス(stewardess)という単語も聞かれなくなって久しい。

また、最近ではactressという言葉もだんだん減りつつあると言う。では女優はどう表現しているのか。ずばり、actor。actressはほとんど死語に近くなったと言う。

 

こんな例もある。chairmanがchairpersonとなり、anchormanが anchorpersonとなったように、-manを-personと言 い換えることが広まった中で、Coopermanという 女性が1977年にニューヨーク州でCooperpersonと 改名を申請したことがあり、それが認められた例もあったとのこと。

 

こういう流れを受けて、私の好きなお笑い漫才コンビ「サンドウィッチマン」も「サンドウィッチパーソン」に改名する、ということはなさそうだが、これから性別をわざわざ強調する物の言い方は変わっていきそうだ。

 

 

 

 

ふるかわ 拝

 

 

衆議院議員

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