時 々 の 記 書 き 散 ら し

2019年3月22日(金)の記

 

 

木曜日が祝日という場合、私たち国会議員にとって金曜日に国会があるかどうかというのが大きな関心事。金曜日に国会の委員会や本会議が行われなければずっと地元にいることができるからだ。

今回は法務委員会が金曜日に開催されることになり、それに出席するために昨夜遅く東京へ。

今朝はfacebookジャパンのヒアリングからスタート。いろいろ本音の部分が聞けて実りある議論となった。これでGAFAからのヒアリングは終了。

その後、法務委員会に出席。

法務省が、ある議員に対して提出した資料に誤りがあったことについての謝罪と議論がまずあり、その後に法案審議。採決が行われ、可決された。

午後からは面談がいくつか。

例えば、福祉人材確保についての制度づくり。

福祉の現場では、ケアワーカーと呼ばれる直接利用者のお世話をしていただく方も不足しているが、マネジメント人材も足りない。

例えばこれからは金融機関ではAIの活用などによって余剰人員が発生する可能性もある。こうした人材の福祉マネジメント分野での活躍などをやっていけないか、という相談。

 

羽田空港に行く途中で青山スパイラルホールでの現代美術の展覧会。中村暖さんの成長ぶりを確かめた。

 

夕方から地元へ。会合と打ち合わせ。

帰りの唐津線の中で、AMラジオに全廃へ、という共同通信の記事を発見。いよいよだ。

 

 

2019年3月20日(水)の記

 

 

今日は、以前から交流のある松嶋啓介さんのUMAMIセミナーに参加。

これまでの味覚の常識を覆すような経験をさせていただいた。

松嶋さんは、福岡県の出身。料理学校で修行した後フランスに渡り、その後ニースで開業して、ミシュランで星を取得。東京にも店を開かれ、フランスと日本を行ったり来たりの日々。

そんな中、松嶋さんは日本人が持っている味覚が変わりつつあるのではないかと懸念を示しておられ、本当の味覚とはどういうものなのか、ご自身のお店でセミナーを開いて、参加者に体験をしてもらっておられる。

ネタバレになるのであまり内容についてはお話を遠慮するが、ぜひいちど機会があれば参加をお勧めしたい。

 

この日は、オリンピック聖火リレーのトーチのデザインの発表があった。

佐賀市出身の世界的なデザイナー吉岡徳仁さんのデザインと聞いて嬉しくなった。佐賀県知事時代、吉岡さんのことを知って東京・代官山の事務所にお邪魔したり、佐賀県関係者で企画した飲み会にお誘いをしたり、佐賀県美術館のリノベーションのお願いをしたり、と佐賀県にも様々な形で関わりを持っていただいている。

既にデザインの世界では十分に名声を博しておられる吉岡さんだが、今回のことで多くの人に知られることになるだろう。

 

心からお慶びを申し上げたい。

 

 

2019年3月18日(月)の記

 

 

朝一番で小城市役所へ。昨年の豪雨もあって、市内の一部で土砂が崩落しているところがあり、先日その地域を訪れたときに、この地域の崩落については行政がまだ対応できていないということだったので、現場を確認した後に写真と地図を持って市役所を訪れたもの。話をよく聞いていただき、市役所としてもどのような対応が可能か検討していただけることになった。

夜は仲間内の三夜待ち。いつものことながら楽しく。

ここでもキャッシュレス決済の話で盛り上がった。やはり少しずつ動きつつあることを実感。

 

 

 

 

2019年3月15日(金)の記

 

 

毎日、法案の関係でバタバタしている。

著作権改正法案については今国会への提出見送りが決定、しばらくは落ち着くことになるが、どのようなプロセスで内容を見直すのか、あるいは見直さないのか、これからも注意を払っていく必要がある。

そして議員立法である読書バリアフリー法。私が立法案提出者と言うわけでは無いのだが、衆議院関係の調整を依頼され、何とか関係各位のご理解を得て、今日最終的な決定機関である与党政策責任者会議で了承され、与党としての手続きは完了。後は野党各党において手続きを進めていただきそれぞれにおいて了解していただくと、法案成立の可能性がかなり高くなることになる。もう少しだ。

そして、棚田地域振興法案。

これはまだまだの状況で、この日超党派の棚田振興議員連盟総会を開催。与野党の様々なメンバーから前向きな指摘や意見が出た。

誠にありがたい。これからこうしたご意見を踏まえて具体的な法案の作成に取り掛かることになる。

その隙間で、高次脳機能障害の政策の充実に向けて今後の方針を党内で議論。

このことと合わせて発達障害についても再びプロジェクトチームを立ち上げようという話になりつつある。

1つずつこなして終わらせていかなければ。

 

 

 

 

2019年3月13日(水)の記

 

 

今朝、著作権法の改正案がこの通常国会に提出されない見通しとなった報道がなされた。

本当だろうかとつい疑ってしまう。あちこちに確認を取ったが、今度こそ間違いがないようだ。ネットニュースにも赤池部会長や柴山文部科学大臣のコメントが載り始めた。

今回のポイントであるダウンロード規制だけを削除するのではなく、今回の法案そのものを先送りすることになったという事はすなわち現時点では何も決まってないということ。この国会には提出されないことが決まったが、次の国会にどのような内容で提案することになるのかは何も決まっているわけではなく、まだ、安心できるわけではないようだ。

精力的に調整を進めておられた文科部会の関係の先生方には大変ご迷惑をおかけしているが、決して間違った判断にはなっていないものと信じている。

明日は読書バリアフリー法の党内と与党の最終手続き。

ドキドキする。

 

 

2019年3月12日(火)の記

 

 

今日は短くワンエピソード。

昼の時間は「企業による食育と食事補助に関する勉強会」。

その中でマヨネーズで有名なキユーピーの取り組みの紹介があった。とてもためになった。

それと雑談めいたことになるが、この会社の社名は「キユーピー」が正しく、「キューピー」ではないとのこと。

デザインの問題とのことで、ちなみに「キヤノン」や「シヤチハタ」もそうらしい。

 

 

2019年3月9日(土)の記

 

 

朝は地域経済の勉強会。様々な規模の様々な業態の経営計画を通して見えてくるものがあるなと改めて感じる。

午後から、いどばたキャラバン相知地区。

まずは成人式の話から。今日いただいた意見では圧倒的に20歳の時にした方が良いという意見が多かった。

「親元を離れて初めて親のありがたさを感じるから。」

「成人式に出て新成人のメッセージを聞いていると親に対する感謝の言葉がとても多い。これは自分が親から離れて独り立ちしているからこそ気づく親の恩があるからではないか。」

「着物を自分が働いて得たお金で買う子供もいる。それが可能になるのはやはり20歳ではないか。」

「18歳の1月にされると、着物を買ってその後の進学や就職でまたお金が必要になる。5月であっても一緒。18歳の年は何かと物入りなのでやはり20歳の方が良い。」

いずれも説得力のある話ばかり。

このほか、少子高齢化の問題や、農業に関する自民党への厳しい指摘、とはいうものの選挙では自民党を応援したい、というありがたいお言葉。

反省しなければならないと思ったのは、複数の参加者からの国会議員への指摘。テレビ中継の行われている国会における言葉遣いや議論の内容について、言葉が汚い、子供に聞かせられない、与野党とも反省すべき、とのご意見。

もっともなことばかり。このような声を集約できる場と言うのはどこなのだろう。いつものことながら大変勉強になった。

 

 

 

2019年3月8日(金)の記

 

 

今週もあっという間に金曜日。

今週の後半から本格的に常任委員会の審議が始まっていて、それでほぼ1日中時間がとられている。

今日は法務委員会に出席。出入国管理法に関することや外国人との共生、刑務所出所者の就労問題など様々。なかには、カルロスゴーンが東京拘置所を出る時、変装していたと聞くが、それは誰でも許されていることなのかといった質問もなされた。ちなみにこれに対する当局側の答弁は「どのような服で出所するか、決まりはなく、本人が持っているもの、あるいは引き取りに来たものが持っていった物を身に付けて出所をすることになる」とのこと。

つまり誰でもできるということになる。だからと言ってそういう経験したくはないが。

今日、著作権法改正法案をめぐって産経新聞が一面と二面にわたって大々的に報道。いわば、スクープ。とは言え、簡単にまだまだこれからどうなるか、道筋は見えてこない。しかしながら感じている事は、与党の中にあって、きちんとした良い形で法案を出していくためにこのような議論や調整が真剣に進められているということだ。

夕方から地元へ。東京よりむしろ寒いくらい。

夕方から夜にかけて地元での業務をこなし、夜23時に唐津の自宅に到着。

 

 

 

2019年3月6日(水)の記

 

 

朝7時30分から与党新幹線PT西九州ルート検討委員会開催。

佐賀県知事選挙の前後には開催されてなかったから、久々ということになる。

今回のテーマは今後の進め方。ミニにするのかフル規格にするのか、今後6月位までの間に決めていくことになった。とは言えこれはあくまでも検討委員会としての方針を決めていくということであって、6月までに佐賀県の同意を取り付けるというものでは無いということを確認した。

あわせて、佐賀県には期限を区切って回答を求めるといったやり方をしないことについても確認をした。

与党には与党としてのカレンダーがあるが、佐賀県には佐賀県としての考え方もある。それぞれを尊重していきながらでなければこの問題の解決は得られないと私は考えている。

いずれにしても山口知事も、新しい提案があれば話を聞くとはおっしゃっているわけで、それにふさわしい内容のものを新たに提案していかなければならないということだと思う。

 

 

2019年3月5日(火)の記

 

 

今日もいろいろあってバタバタしてあっという間に夜。

特に今、読書バリアフリー法案の関係議員への説明と、著作権法の改正法案をめぐっての取り扱いについてが忙しい。

著作権法の改正法案について私が書いたコラムについてもいろいろ反応があり、基本的には応援してもらっていて大変に嬉しい。

とにかく世の中のためになる良い法案として国会に提出できるようにしていきたい。

 

この日佐賀では星生学園の卒業式があった。不登校など様々な事情を抱える子供をしっかり育てていただいて高校卒業まで指導をしていただいた先生方に心から御礼を申し上げたい。この星生学園の卒業式。代理出席した秘書の報告によれば、校長から卒業証書を卒業生34名に手渡しされるときに、証書を読み上げるのではなく一人ひとりについての良い評価をコメントされていて感激したとのこと。

また、在校生送辞又は卒業生答辞では、中学生時代に不登校となり精神的に苦慮したことや、星生学園で助けられ精神的に立ち直ったなどが述べられ、ほんとうに素晴らしい卒業式でした、と報告があった。

数ヶ月前、このような不登校の子供を預かる学校に対する行政側の支援が十分でないと訴えを受け、木原佐賀県議会議員を始め、文教関係に関心をお持ちの方々にご相談をし、今回の佐賀県予算でしっかり対応をしていただいた。本当に良かった。

 

 

2019年3月3日(日)の記

 

 

今日はひな祭り。

伊万里市を中心に回ったが、伊万里市内では森永太一郎翁のモニュメントが飾られ、森永にちなんで伊万里市内のお菓子屋さんが集結してスイーツフェスタが行われていた。

午後からは伊万里小学校合唱部の定期演奏会。全国大会にたびたび出場するという輝かしい歴史を持つこの小学校合唱部の定期演奏会。

私が知事の時、全国大会で銅賞を受賞した報告に来てくれて、県民ホールでその歌声を披露してくれたことがあった。

そのご縁で、その時の子供たちが2年前に成人式を迎えた記念にと行われたコンサートに私も呼んでいただいたこともある。

この日のこの定期演奏会にもOGの人たちがたくさん来てくれていた。

予定よりもスケジュールが延びて、そのOGの人たちの合唱がまだ始まらないうちに帰らなければいけなくなったのだが、そのために今日ここに来たのだからと予定を変更して聞かせてもらった。

歌は楽しい、を改めて実感した。

大変なこともあるけれどそれを乗り越えるから上手になれる。この合唱の、厳しい中にある楽しさ。

たくさんの方々がまたこれから仲間になってくれればと思う。

 

 

2019年3月2日(土)の記

 

 

眠いまま初便で佐賀空港へ。

西武ライオンズの辻監督が、この日みどりの森県営球場で、緒方監督率いる広島カープとオープン戦。佐賀県出身監督同士の戦いということで毎年行われているが、辻監督が小学校、中学校での私の同級生ということもあり、毎年お土産を渡すようにしている。今年はもちろん「いちごさん」。佐賀県の誇る新しいイチゴの品種だ。残念ながら本人には会えなかったが、しっかり渡ったようでその後、連絡があった。今年も活躍を期待したい。

 

この日の最後は1月に行われた、地域の建設業及び建設関連業の方々との意見交換会。前回いただいた宿題に対する回答と最近の新しい動きについての報告を行った。

 

最近の新しい動きは今国会中に建設業法の一部改正の法律案が内閣提出で国会に出されていくことや議員立法で公共工事のあり方についての改正案が出されていくこと。こうした新しい法案の動きについて、来ていただいた皆様方に報告を行った。

そして、質疑応答。

こんな意見や質問が出た。

 

1 造園業界の方から。かつては造園というのが1つの工種として認められていたが、いまや「その他」としか位置付けられていない。民主党政権になったときにこのような取り扱いになってしまい、現時点で戻っていないのが残念。なんとかならないか?

 

 

2 建設業の方から、ガードマンについて。工事を行う際には、警備会社からガードマンを現場に派遣してもらう必要があり、それが確保できなければ工事ができないことになっているが、最近ガードマンを確保できる見込みがないため仕事をすることができない状況が出てきている。島根県や長崎県においては、こうした状況を踏まえ、条例を制定し、建設会社が自社の従業員を一定の講習会などを経た上でガードマンとして使うことを認めるようになっている。佐賀県でもこのような対応をとっていただけないか?ちなみに多久市も条例がある、と聞いている。

この点については国土交通省からは自社社員をガードマンとして活用することについては既に通知が出ており、その際には警察庁との協議が行われたのではないか? それを受けて各都道府県でもそのことが実現できるようになるべきところ現実にはそうなっていない。

 

3 災害時に山の中の現場で災害対応をしなければならない時など、本当は受けたくない仕事がある。しかしながら地域の為と思って仕事を受けている。なぜ受けたくないかといえば、人里離れた遠いところで工事をしようとすればコストがかかるが、そのようなことについてコストを見てくれないから。今日の議員立法の法案説明の中で、「災害時には見積もりを活用する」と書いてあったが、これは災害復旧のときの話に限るのか、それとも災害時の対応の時も含むのか、教えてほしい。

 

4 準中型免許の取得を義務づけられたため、新入社員がトラックの運転ができず、現場で非常に困っている。ハイエースの運転させられない。なぜこのような制度を導入したのか?

 

5 労務単価の見直しが行われている事はありがたいが、今や、逼迫状況は過去に例を見ないものとなっており、もっと労務単価が上がってもおかしくないのではないかと思うが、それがそれほど上がっていないのは何故か?

 

6 労働災害について。労働災害を起こしてはならないのはもちろんで、そのために安全対策を必死になって取り組んでいる。ところが、労働基準監督所から口頭で注意を受けただけでも減点され、文書で注意されればもっと減点される。労働災害や法令遵守はいくら守っていても点数にならず、少しでも違反をすると強烈にマイナスになる。マイナスにするのをやめろとはもちろん言わないが、安全に工事を実施したところに対する認定制度や評価制度というものでポイントを加算するということができないか?

 

7 働き方改革について。なぜこのようなことをやらなければならないのか。これを進めることによって、働く日数が減ればその分だけ手取りも減る。会社から見ても売り上げが減る。

生産性を向上させると言われても、土曜日休みにした分を補う位の生産性の向上というのは正直言って思いつかない。ということは、やはり全体的に労務単価であるとか、資材価格であるとかこうしたものの価格が上がって行かないとやっていけなくなるのではないか?

 

などといった意見が出た。

 

 

2019年3月1日(金)から2日(土)にかけての記

 

 

この日は予算委員会での採決そして本会議での採決が予定されていて、毎年のことながら予算の衆議院通過の時には夜遅くまでかかることが多い。

残念ながら今年もご多分にもれずそのような展開となった。

午前9時に開かれる予定だった予算委員会が、その直前に根本厚生労働大臣解任決議案が提出されたため、開かれなくなり、ストップ。根本厚生労働大臣解任決議案の取り扱いをめぐって調整が行われた結果、午後1時から本会議を開いてこの処理をすることになった。その中で野党側が、1時間半位の長きにわたって「趣旨弁明」と称する長広舌の演説を行った。

その上で、全議員が一人一人賛成か反対かを投票する「記名投票」が行われ、ようやく大臣解任決議案が否決された。解任決議案が否決された大臣や委員長は「信任を受けた」という意味でスーパー大臣、スーパー委員長と呼ばれる。

それはそれで力の源泉となるわけだが、そのために日中の数時間を犠牲にしなければならないというのはまことにもったいないとしか言いようがない。

夕方から予算委員会が再開し、午後8時ごろに予算委員会で採決が行われ、それを受けて本会議の準備がスタート。午後11時50分に本会議が始まり予算と関連法案の採決がすべて終わったのが午前1時50分ごろ。

 

さすがにこうした運営について疑問に思ったのか、NHKのニュースで、野党議員がゆっくりとした口調で演説をしたり、水を飲んだりする様子が流れていた。

 

3月2日未明に予算案が衆議院を通過したことにより、今年度中に予算案が成立する事が確実となり、これから衆議院は各委員会における法案の議論に焦点が移る。

 

本会議終了後にFacebook用の動画を本会議場で撮影。深夜に及ぶ国会運営のあり方に疑問を呈したが、その画像の後では国会の職員の方たちが本会議場のあと片付けをされている様子が映っている。

 

平成最後の衆議院での予算案の審議は、平成最初のそれと大して変わらないまま、終わりを告げた。

 

 

 

 

衆議院議員

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